2012年7月31日火曜日

日付不明 張碓駅ってどこ?(Amebaからの引越し記事)

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北海道の鉄道ファンならずとも、少し年配の方に聞けばすぐに分かる駅名。


「張碓」


いや、文字を大きくして語ることじゃないんですがw
ただこの駅、ググっていただければわかるんですが、

「廃駅」

なんです。つまりなくなった駅、時刻表にも当然載っていません。 

ただぼく北海道で生まれついて25年、自分でいろんなところに行けるようになってから、

鉄道めぐりってしたことなかったんですね、北海道で。

で、今回お盆の里帰りついでに行ってきたんですよ。


本当は小樽に行って手宮の交通記念館に行ってくる予定だったんですが・・・


なお今回はSX110ISといっしょに、新たなガジェットとしてauスマートフォンIS01を持って行きました。

現在地の把握やツイッターの実況にとても役に立ちました。

ワイドで取られているものはすべてIS01のものです。解像度が低めです。

さて、お分かりの方はすでに頭がよぎっている言葉が何個かあるとおもうんですが、

そうです、内容がないようなので、いきなり結末から書きます。あまり自慢げに披露してはいけないものなので・・・。

本当は右往左往しつつ、四時間くらいかけてたどり着いたんですが、あまり詳しい内容を書く事はやめます。

函館本線でも行き来する電車の本数が多い札幌~小樽間。
電車は海岸線ギリギリを縫うようにして進んでいきます。

これは張碓の集落の先っぽ。右側に恵比寿岩があり、左手奥に函館本線が見えます


さて先に書いたように途中の道のりは省きます。話はかなり進んだところから。



上の写真でもわかるとおり、かなり切り立った崖が続く海岸。

果たしてこんなところに駅なんかあるんでしょうか、

ってあったから来ているわけですがw




海岸には、すでに使われなくなった漁師の小屋が何個か立ち並んでいます。

網や道具が散乱しています。




これが張碓トンネル。この向こう側に張碓駅があります。

張碓トンネルと言いますが、実際はかなり朝里寄りにあります。


張碓トンネル自体はすべて地中ではなく、アーチがかかっていて少し中が見えます。


トンネル構内手前の標識、ふーんトンネル構内は徐行解除。そりゃそうか。


こちらが銭函寄りの入り口。


そして・・・


やったー!!張碓駅につい・・・た?





あの・・・駅は?ホームは?

そうです。全部撤去済み。



残っているのは海岸側にわずかに張り出しているホームらしき跡のみ。

「張碓」とかろうじて読める文字が残っている程度です。

本当に駅があったのかというくらい何も無い状態です。





かつてここは海水浴場で、多くの人で賑わったのでしょう。
岩や大きい石だらけで、海水浴には向かない海岸が続く中、
ここだけは砂浜になっています。


ここが海水浴場へ降りるための階段があった、と思われる跡。
ここだけ不自然に護岸がないので、推察は容易ですね。



跨線橋を作る余裕が無いほどの敷地。
小樽方面のホームから降りた人は、かならず線路を渡らなければなりません。
トンネルからは突然電車が飛び出してくる感じで、これはいかにも危険です。


跡地とわかるホームの全景。もうほとんどホームとは呼べない。

さてこの時点で夕刻が近くなっていました。
日没までには道路まで出たいので、ここで退散。
滞在時間はざっと一時間弱でしたか。

子供の頃から張碓という駅の存在は知っていましたが、
いざ廃駅になったとなると、やはり気になります。できるならダイヤから消える前に行ってみたかったです。

本来ならブログの記事としては不適切かもしれません。
問題があるなら消します。

とりあえず、今の張碓駅はこんなところです。行き方はぼくに聞かずとも、ググれば簡単に出てきますが、
くれぐれも自己責任のほど。



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